<楽天>藤田1000本安打まであと1本 役割多彩、チーム支える

8日のソフトバンク戦の5回、右前打を放つ東北楽天の藤田=楽天生命パーク宮城

 東北楽天の藤田が打率3割8分と絶好調だ。史上298人目の通算1000本安打にもあと1本と迫り、14日からの日本ハムとの3連戦(楽天生命パーク宮城、東京ドーム)で記録達成を目指す。
 10日のオリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)では「8番・遊撃」で先発し、第1打席から3連続安打。第4打席も鋭い当たりだったが、三塁手の失策となり残り1本はお預けとなった。「勢いで達成したかったんですけどね」と口も滑らかだ。
 今季は役割を考えさせられるシーズンとなった。西武から強打者浅村が加入し、守備位置も得意とする二塁から遊撃に転向。けがから復帰した茂木ら若手選手との争いとなった。
 今春の久米島キャンプで首脳陣からは「いろいろなポジションをやってもらうことになる」と告げられた。藤田は「やりがいがある。いろいろなことがやれる」と前向きに捉えた。
 印象的なのは4月25日の日本ハム戦(札幌ドーム)での一発。2−4の八回、代打で右越え2ランを放った。「打てなくても当たり前くらいの気持ちでいかないと」。15年の蓄積がなせる技だった。
 先発出場、代打、守備固めと、チーム事情によってどんな役割もきっちりこなす。36歳は「年齢も年齢だし、もうレギュラーではない。ただ、試合に出たときには結果を残す」。いぶし銀の仕事人がしっかりとチームを支えている。(伊藤卓哉)


2019年05月14日火曜日


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