<楽天>銀次会心1000安打達成 球団生え抜き初、星野氏ゆかりの地で節目

5回東北楽天1死満塁、銀次が右前に通算1000安打となる適時打を放つ

 一塁付近で花束と記念ボードを誇らしげに掲げた。東北楽天の銀次が14年目で、球団生え抜きとしては初の通算1000安打を達成した。「ここまで長かった。ほっとしている」と感慨深げに語った。
 3−1の五回1死満塁、先発清水の甘く入ったフォークボールを捉えた。打球は銀次らしく、計ったかのように一、二塁間を抜けて三走浅村が生還。「試合がどっちに転ぶか分からない場面だった。とにかく集中を高めていた」と貴重な一打を振り返った。
 決して平たんな道ではなかった。2006年に入団し、最初の4年は2軍で伸び悩んでいた。転機は10年秋に就任した故星野元監督。非凡な打撃センスに着目し主力選手へと成長させてくれた。「あの人がいなかったら、今ここで野球をしていない」と銀次。亡き恩師が選手、監督として過ごした名古屋で達成したことに「すごくうれしい」と目を輝かせた。
 七回には1001本目となる右前打を放った。「きょうは2本打ちたいと思っていた。1001(仙一)ですからね」
 目標は通算2000安打。「星野さんは、とにかく明るく、前向きに取り組むことの大切さを教えてくれた。残り999本も日々努力して頑張りたい」。東北が誇る安打製造機は、まだまだ歩みを止めない。(狭間優作)


2019年06月11日火曜日


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