<楽天>執念の勝利 浅村「最低限の仕事を」決勝右犠打

8回東北楽天1死一、三塁、浅村が決勝の右犠飛を放つ(佐藤琢磨撮影)

 東北楽天の粘り勝ちだった。
 0−0の八回、1死走者なし。茂木が放った打球は遊撃前のゴロだったがイレギュラー、ソフトバンク高田がはじき、後ろにそらす間に二塁を陥れる。絶好のチャンスを演出した茂木は、「一塁と二塁では相手へのプレッシャーが違う」と好走塁に胸を張った。
 島内が内野安打で続いて一、三塁とし、浅村が打席へ。浅村は「最低限の仕事をしよう」と、椎野の外角直球をすくい上げ、決勝の右犠飛を放った。
 浅村は7月の月間打率が前日で2割と低迷する。前日は右膝の違和感で途中交代。20日は守備に就かず指名打者で先発出場した。「万全の状態ではない」と言い、三回と六回の得点機ではいずれも空振り三振に倒れていた。八回は「今できることを第一に」と集中した。その結果、3連勝に貢献する犠飛を打ち、ほっとした様子だ。
 平石監督は「浅村は苦しんでいるが、どんな選手でも思うようなスイングができない時がある。納得していないと思うが、八回の打席はさすがだった。茂木の走塁も大きかった」と打線の終盤の粘りを称えた。
 終盤のチャンスをきっちりものにして勝ち切った試合に、チームの勝利への執念が感じられた。(丹野大)


2019年07月21日日曜日


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