<センバツ>古川、初出場にあと一歩 大崎市民落胆「前向いて」

幻となった祝出場の看板。披露されることはなかった=25日、大崎市役所

 第91回選抜高校野球大会の出場校が25日決まり、21世紀枠の候補だった大崎市の古川高の甲子園初出場はかなわなかった。市民らは一様に肩を落としたものの、同校の奮闘をたたえ、自力で雪辱を果たしてほしいとエールを送る。

 市役所では出場を祝う看板や小旗が用意され、その時を待った。しかし、午後3時すぎに「落選」の報が伝わると残念がる声が漏れた。
 野球部OBの市職員13人を代表して祝福のあいさつをする予定だった伊藤文夫市民課長(58)は「昨年の秋季東北地区大会で4強入りし、初出場に近づいたと思っていたが…。一番悔しいのは選手。がっかりせずに前を向いてほしい」と後輩を励ました。
 応援していたという女性(72)は「夢を与えてくれた」と部員をねぎらった。部員に弁当などを差し入れしてきた同校OBの自営業男性(49)は「結果は残念だが、選抜候補になって士気が高まるきっかけになったはず」と今後に期待した。
 東日本大震災があった2011年の夏の大会で甲子園出場を果たした古川工高に続けと、地元では応援態勢が整いつつあった。伊藤康志市長は「文武両道で震災のボランティアも行い、21世紀枠にふさわしいと期待していたので残念。今度は実力で行けるよう頑張ってほしい」と奮起を促した。


2019年01月26日土曜日


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