<春季高校野球>準決勝 東北、手堅く逃げ切る 

東北―東北学院 2回裏東北1死一、三塁、柏木の投前スクイズで三走小原が生還。2−0とする

 ▽準決勝

東北学院000210000=3
東  北13010010×=6

 【評】東北が逃げ切った。一回1死三塁、佐藤琉の中前打で先制すると、二回は柏木のスクイズなどで3点を加えた。中盤は反撃を受けたが、七回に古山の適時打で突き放した。東北学院は5失策が痛かった。

<バントと機動力生かし着実に加点>
 東北はそつのない野球で3連覇に王手をかけた。二回は柏木が意表を突いたスクイズで追加点。「イメージ通りに転がせた」と満足そうだった。
 毎日の打撃練習でバントを10〜20球必ず混ぜて腕を磨いてきた。「数より質を重視して練習している。次もつなぐ役割を果たしたい」と意気込む。今大会4戦24点と打線が好調だが、この日は5盗塁の機動力も見せつけた。「点を取れるところでは確実に取る」(富沢監督)。手堅さも武器に仙台育英と相まみえる。

<小林賢、守備乱れて踏ん張れず>
 東北学院の先発小林賢は、5失策の守備が重なり、8回6失点と粘れなかった。「ミスが出ても気持ちを切り替えて投げなければならなかった」と冷静に振り返った。
 立ち上がりは内外角を厳しく突こうとする意識が強過ぎた。一、二回ともに先頭打者を四死球で出し、自らの失策や暴投が絡み失点。三回以降は「制球は考えず、腕を振って投げた」ことで立ち直りかけたが、大事な場面で守備が乱れた。春の大会初めての準決勝に渡辺監督は「全体が空回りし、入りが硬かった」と振り返った。


2019年05月26日日曜日


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