<小関也朱篤>競泳の日本選手権、男子平泳ぎ3冠

男子100メートル平泳ぎ決勝で力泳する小関。5連覇を果たした=4日、東京辰巳国際水泳場

 東京辰巳国際水泳場(3〜8日)であった競泳の日本選手権で、小関也朱篤(ミキハウス、山形・羽黒高−日体大出)が男子平泳ぎ3冠に輝いた。200メートル世界記録保持者の渡辺一平(早大)らを抑えての頂点に「ほっとした。最低限の結果は残せた」とひと安心の様子だった。
 「今は、ここぞというところで勝てている」。言葉通り勝負強かった。「泳ぎのイメージとタイムが一致した」と振り返るのが日本記録を更新した50メートルだ。100メートルは5連覇、200メートルは4連覇と、精鋭ぞろいの日本のお家芸種目でライバルを寄せ付けなかった。
 ジャカルタ・アジア大会、パンパシフィック選手権(東京)など夏の国際大会に向けスピードを磨く。水に乗った力みのない泳法を思い描いて練習を積んできた。「頭と体に記憶させ、考えなくてもできる領域にいきたい」と意気込む。
 選手権は出場4種目で日本記録を塗り替えた女子の池江璃花子(ルネサンス亀戸)がスポットライトを浴びた。伸び盛りの高校生スイマーとは対照的に、26歳の小関が記録を更新していくのは困難が伴う。「タイムを縮められないしんどさはあるが、こつこつと狙う」と焦りはない。
 初出場のリオデジャネイロ五輪では表彰台に届かなかったが、昨年の世界選手権は200メートルで銀メダルを獲得。188センチの長身スイマーは地道な努力を続けている。(剣持雄治)


2018年04月17日火曜日


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