<バスケNCAA>八村エースの貫禄 「誰も止められない」開幕4連勝

イリノイ大戦でドリブルするゴンザガ大の八村(右)=ラハイナ(USA TODAY・ロイター=共同)

 バスケットボール男子の全米大学体育協会(NCAA)1部、ゴンザガ大の八村塁(宮城・明成高出)はエースとして、開幕4連勝と今季好発進のチームを支えている。
 6日の開幕戦で自己最多の33得点をマークすると、2戦目は前半ファウルに苦しみながら、ひるむことなく後半11点と巻き返して計17点。3戦目は昨季16強の相手に18得点し、7リバウンドを奪った。4戦目となった19日のイリノイ大戦ではチーム最多の23得点と気を吐き、84−78での勝利に貢献した。
 相手から厳しいマークを受けるが「自分のやるべきプレーをすれば、誰も止めることはできない」と強い精神力で試合に臨む。
 日本から大学に進んだ時はほとんど英語が話せなかった。3年生となった今はコート上でチームメートに声を掛け、指示を出す。1年生の時は出場時間が限られ、昨季はベンチスタートからの1番手として活躍。そして今季は大黒柱の立場になった。
 フュー監督も「今季は多くを彼に頼ることになる。得点が必要であれば、彼が得点するような作戦を立てることになるだろう」と大きな信頼を寄せる。
 ゴンザガ大はAP通信が発表した開幕前のランキングで同校史上最高の3位となった。米プロバスケットボールNBA選手を輩出してきた強豪校はこれまで以上に注目を集めるシーズンとなり、八村への期待は大きい。
 中学、高校時代に全国大会で好成績を挙げた実績を持つだけに「注目を浴びるというのは別に初めてではない。それで僕にとって何かが変わるとか、そういうことはない」ときっぱりと話す。日本で培った経験をNCAAの舞台で生かそうとしている。


2018年11月21日水曜日


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