<仙台ハーフマラソン>村山謙攻め貫き3位 男子

 攻めの姿勢は貫いた。初出場の地元のレースで男子3位に食い込んだ村山謙は「自分の展開に持ち込む予定通りの走りはできたが、日本人トップを取れなかったのは反省」と笑顔を交えながら振り返った。
 序盤に飛び出す村山謙らしさは出せた。唯一の誤算は向かい風。消耗の色は次第に濃くなった。
 勝負どころの残り3キロ。「たぶん仕掛けて来る」。並走する佐藤を警戒し、スパートを防ぐような位置取りを考えたが、相手の方が一枚上手だった。残り2キロで離され、「対応できなかった自分の力不足」と苦笑いを浮かべる。
 「あんなにたくさんの声援は箱根駅伝を走った時以来。パワーをもらった」と感謝する。「それでも沿道からたまに『村上』って呼ばれてしまった。五輪に出て活躍しないと駄目ですね」。来年は30回の記念大会。「五輪代表」の肩書を背負って帰ってくるつもりだ。(剣持雄治)


2019年05月13日月曜日


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