仙台育英4強ならず 全国高校サッカー準々決勝

帝京長岡―仙台育英 前半、相手の攻撃を阻む仙台育英の小林虎(3)=等々力陸上競技場

 ▽準々決勝

帝京長岡(新潟) 1 1―0 0 仙台育英
           0―0
▽得点者【帝】谷内田

 【評】仙台育英は開始直後の失点が痛く、4強入りはならなかった。前後半を通じて粘り強い守備から速攻でゴールに迫った。シュート数は4本と相手を大きく下回ったが、決定機はあっただけに悔やまれる。

◎前半1分の失点重く響く

 前半1分の失点が最後まで重くのしかかった。終了直後、イレブンはピッチに突っ伏して目を赤く腫らしたが「ここまでやり切ることができた」(小林虎主将)。30大会ぶりの8強に最後は充実感を漂わせていた。
 個人技自慢の帝京長岡相手に真っ向から立ち向かった。前線から圧力をかけ続けて自由を許さない。左サイドバックの小林虎主将が統率する堅固な陣形は最後まで崩れず、逆襲による同点劇を狙ったが最後までゴールが遠かった。
 当初は2回戦突破が目標だったが、堅守を武器に準々決勝の舞台までたどり着いた。この試合も1、2年生が前線で先発して躍動。成長の跡はしっかり示した。
 試合後、城福監督は選手にこう語りかけた。「人生だってうまくいかないことの方が多いが、腐らずやることを怠らなければいつか目標に到達できる」。1回戦からずっと苦戦続き。それでもチーム一丸となって勝ち進んできた。
 高校生らしく最後まで諦めない、粘り強い戦いぶりは、全国のサッカーファンに強い印象を残したはずだ。
(山本武志)


2020年01月06日月曜日


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