涌井、ステップ順調「来月中旬仕上がる」 1軍登録枠の拡大提案

ランニングで汗を流す涌井(右)(楽天野球団提供)

 東北楽天の涌井が、6月後半が目標とされる公式戦開幕に向けて、順調にステップを踏んでいる。15日、楽天生命パーク宮城での自主練習後にテレビ会議アプリで取材に応じ「則本昂とミニキャンプ的な練習をして、体はいい感じ。6月中旬には多分、2人とも仕上がると思う」と語った。
 球場での練習再開後はブルペンに入らず、約80メートルの遠投をじっくりとこなす。経験豊かな16年目のベテランも「状態を上げて、落としてというのは今までないので、どうなるか。試合で投げるスタミナには多少なりとも不安はある」と手探りの調整を続ける。
 新型コロナウイルス対応に伴う特例の一環として、1軍公式戦に出場できる「出場選手登録」の人数を現行の29から増やす措置を提案する。開幕までの準備期間が例年より窮屈になる先発投手の負担を減らすため、中継ぎ陣に厚みを持たせるのが狙いだという。
 通算完投数が現役最多の松坂(西武)の72に次ぐ58の右腕は「『先発完投人間』としては、開幕当初から完投したい気持ちはある。でも、そこで無理したら、十何連戦という過密日程になったとき、終盤に(調子が)落ちるのではないか」と説明する。
 8月の全国高校野球選手権大会が中止の方向で検討されていることには「すごく寂しいし、できる限りやってほしい。(神奈川・横浜の主戦だった)自分も大会で一気に成長できて、その後、プロ入りする人生が決まった」と開催を熱望する。(佐藤理史)


2020年05月16日土曜日


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