東北の高総体代替大会、実施競技分かれる対応 最多は青森28、最少の岩手6

 新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった県高校総合体育大会の代替大会が今夏、東北各県で行われる。各県の高校体育連盟のまとめでは24日現在、青森が卓球やボクシングなど28競技を実施するのに対し、岩手はサッカーなど6競技にとどまり、対応は分かれた。

 秋田で25競技、宮城で23競技、山形で14競技、福島で11競技が実施される。屋外競技の陸上とソフトボール、ソフトテニスは6県全てで代替大会が開かれる。
 青森は実施競技が多い理由について「3年生の発表の場をつくってあげようと各競技の専門部に前向きにやり方を考えてもらった」と説明。社会人も出場する大会で高校生の記録を抜き出して別に表彰したり、県レベルは見送り地区大会にとどめるなど工夫した。
 全国で唯一感染者が確認されていない岩手は「コンパクトで短時間の大会運営を」との方針で検討を進めたが、実施に至らない競技が多かった。担当者は「県高総体の中止を判断した流れもあり、全体の音頭は取っていない。専門部ごとに状況が異なる」と語った。
 開催時期は青森、宮城、福島が8月まで含めたのに対し、岩手、秋田は7月までとした。山形の担当者は8月実施について「実施が決まってない18競技で検討する。ただ、その時期まで部活を続ける3年生は少なく、手を挙げる競技はないのでないか」と話す。
 接触が多い柔道やボクシングは中止が目立つ。「感染症の状況によって県ごとに判断が委ねられる」(秋田)と実施するのはごく一部。大半は「リスクが大きい」(宮城のボクシング専門部)と慎重だった。
 観客については「3年生の保護者は認めるケースが多い」(青森)「一般客は入れず、来た保護者が分かるチェックリストを用意した上で認める」(福島)と多くが条件付きで受け入れる。競技によっては「入場者をチェックする余裕がない」(宮城の卓球専門部)として無観客で実施する。


2020年06月25日木曜日


先頭に戻る