仙台一、二高定期戦の代替試合 引退の3年生が全力プレー

9回裏、仙台一最後の打者・若林秀真選手(右)を笑顔で応援するチームメート

 明治時代から続く仙台一高・二高の伝統行事、野球定期戦の代替試合が2日、仙台市若林区の仙台一高第2運動場であった。定期戦は例年5月に楽天生命パーク宮城(宮城野区)で開かれるが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止。3カ月遅れの代替開催となり、両チームが熱戦を繰り広げた。
 1日に閉幕した東北地区高校野球宮城大会で仙台一は4強入りと躍進。仙台二は2回戦で準優勝の仙台に敗れたものの、5−6と最後まで苦しめた。仙台一との対戦は「事実上の(宮城大会の)3位決定戦です」と仙台二の金森信之介監督。選手たちはプレーボールから真剣な表情で白球を追った。
 3年生にとっては引退試合。仙台一は20人全員が出場し、仙台二も10人がプレーした。仙台二は一回、両国大選手の適時打などで3点を先取。三回にも2点を加えて優位に進める。仙台一も唯野涼馬選手が本盗を決めて反撃。試合は10−2で仙台二が勝った。
 引退する選手たちは野球に区切りを付け、それぞれの進路と向き合う。仙台一の大友剛投手は東大文科二類への進学を希望する。「最後まで本気で(野球に)取り組んだことで、うまく受験勉強に切り替えられる」と話した。


2020年08月03日月曜日


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