<ベガルタ>9戦ぶり無失点、2年連続の突破 渡辺監督笑顔「少しホッとしている」

FC東京−仙台 後半22分、FC東京・久保(手前)のシュートを必死に防ぐ仙台・常田(33)と平岡(13)(佐藤将史撮影)

 仙台が守備で踏ん張った。公式戦で9試合ぶりに無失点。整備されたブロックは堅く、わずかに招いたピンチも瀬戸際で踏みとどまり、2年連続の1次リーグを突破した。渡辺監督は「少しホッとしている」と笑顔だった。
 左足首を痛めていた平岡が、3バック右で7戦ぶりに復帰。空中戦の強さで守備を安定させた。前半21分、川浪がシュートをはじき、ボールが無人のゴール前で高く上がった場面では、ヘディングで競り勝って事なきを得た。
 「誰が相手でもヘッドでは跳ね返せる自信がある」と平岡。パスミスなどからのピンチにも「3バックが体を寄せたり、連係したりできた」。FC東京に押し込まれても、最終ラインの背後を取らせなかった。
 堅守を支えたのは修正力。前半、FC東京の右サイドハーフに入った久保の位置取りが想定より後方で、3バック左の板倉は「うまくマークをつかめなかった」と言う。ハーフタイム、渡辺監督は対応する左サイドで一歩引いて守るよう指示。DFのスライドがスムーズになり、板倉は「簡単にやられなくなった」と手応えを得た。
 ワールドカップによる中断期間前の公式戦の15連戦も、残すは20日の鹿島とのアウェー、リーグ戦のみ。守備のしぶとさを強敵との一戦につなげたい。(佐藤夏樹)


2018年05月17日木曜日


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