<ベガルタ>蜂須賀と平岡好連係 右サイドの攻撃活性化

実戦形式の練習でも右サイドで好連係を見せる蜂須賀(左)と平岡(右)。攻撃の活性化に一役買う。中央はジャーメイン=仙台市泉サッカー場

 J1仙台の右サイドの攻撃が活性化している。ウイングバック(WB)のDF蜂須賀と3バックのDF平岡の連係に磨きがかかり、相手守備を崩すパターンが増えている。
 4−1で快勝した8月15日のホーム湘南戦。後半10分、蜂須賀が敵陣深くをドリブルで進入し、サポートに来た平岡にパスを戻す。ワンタッチで送った平岡のクロスが3点目となるFWハーフナーのゴールを呼び込んだ。渡辺監督は「あうんの呼吸が完成されている」と手応えを語る。
 他にも多彩な仕掛けを見せている。蜂須賀が中に入り込むと見せかけ、相手のサイドバック(SB)の重心を外の平岡に傾ける。その瞬間、再び外を走って裏を取る。蜂須賀がSBを引き付けるように下がり、中央に走る平岡を経由し、SBの背後に走る味方にパスを出す攻めも効果的だ。中盤ではワンツーで相手守備をはがして前進できる。
 チームは5〜7月のリーグ中断期間に3バック左右の攻撃参加に取り組んだ。右サイドは蜂須賀と平岡が先発でほぼ固定された分、連係は向上。平岡が「いい関係がつくれている」と言えば、蜂須賀は「事前に攻め方を決めず、アドリブで動けるようになってきた。相手に『次は何をしてくるんだろう』と思わせられている」と語る。
 望みたいのは質。平岡がクロスを大きくふかしたり、蜂須賀がラストパスを受け手の利き足とは逆側につけたりする場面が散見される。「攻撃のバリエーションが増えただけでは意味がない。得点につながるよう、細かい部分の精度を求めていきたい」と平岡。残り8試合でさらなるレベルアップを期している。
(佐藤夏樹)


2018年09月18日火曜日


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