<なでしこL・マイナビ仙台>皇后杯、積極プレスが崩れ6失点

日テレ−仙台 後半18分、日テレ・田中(右端)に押し込まれ0−3となり、肩を落とす仙台の選手(佐藤琢磨撮影)

 難敵に臆せず挑み、派手に散った。仙台は公式戦で未勝利の日テレに今季最多の6失点。個の力で上回る相手に引いて守らず、前掛かりにボールを奪いに出た結果だった。勝ってクラブの歴史を破る思いが通じず、目に涙を浮かべる選手たち。今季の戦いが終わった。
 前半は耐えた。14分にカウンターで先制を許したものの、その後は前線で安本らの果敢なプレッシャーでボールを奪い、カウンターで反撃。シュート3本を放ち、5本の日テレに食い下がった。田原は「チーム全体の意識は少しでも表現できた」と振り返る。
 しかし、リーグ4連覇中の強豪との力の差は歴然。次第にパスワークのスピードとリズムを上げる相手についていけなくなった。空いたスペースにボールを運ばれ、後半は5失点。坂井は悔やむ。「前半に集中できていただけに、後半はもっと耐えないといけなかった」
 この日の大敗が象徴するように、今季は苦しい1年だった。リーグ戦で開幕から不振で監督が途中交代、最終戦で辛くも1部残留が決まった。守備が崩れ、総失点は10チーム中2番目に多かった。
 それでも、田原は前を向く。「改善点が多い分だけ伸びしろがあると信じている」。主将の安本も「少しでもレベルアップできるようにしたい」と誓う。悔しさが来季の糧となる。(原口靖志)


2018年12月23日日曜日


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