<ベガルタ>白熱するレギュラー争い 関口運動量でリード、吉尾ブレークの予感

豊富な運動量を誇る関口(左)
正確なキックが魅力の吉尾

 10人が新加入したJ1仙台のレギュラー争いが過熱している。2日にJ1大分との練習試合を終え、1カ月に及ぶキャンプは日程の半分を消化。リーグ戦開幕まで3週間を切り、渡辺監督は「(レギュラーの骨格が)徐々に見えてきた」と明かす。基本布陣「3−4−3」でポジション別に今季のレギュラーを予想してみた。(剣持雄治)

<GK>
 アジア・カップ日本代表のシュミットが不動の守護神。代表に帯同しているため、チーム練習に加われていない不安はあるが、安定感は群を抜く。関、川浪にも地力はあり、控えを含めたGK陣はJ1屈指の顔触れだ。

<DF>
 渡辺監督体制では不動のセンターバック大岩が中心。左右は流動的だが、左はセットプレーのキッカーを務める永戸に勢いがある。右は平岡と金正也の争いか。元モザンビーク代表のシマオマテは球際の強さを誇るが、最終ラインの背後のケアなど課題を残す。

<MF>
 中盤の底は椎橋が攻守のかじ取り役を担う。的確な位置取りや後方からの攻撃参加は目を見張るものがある。椎橋の相棒はベテランを軸とした争いになりそうだ。最有力とみられた松下は大分戦でやや物足りない結果に終わり、実績十分の富田、頭脳派の梁勇基が定位置確保に意欲を見せる。兵藤はFWもこなせる器用さが売りだ。ウイングバックは右の蜂須賀、左の関口が正確なクロスと豊富な運動量を武器に、新加入の飯尾と石原崇を一歩リードする。下部組織出身の道渕は自慢の攻撃力でアピールしたい。

<FW>
 キープ力にたけ、状況判断に優れた石原直の存在は不可欠だ。ハモンロペスは個で打開できる能力を持つ。ジャーメインはプレーの安定感、決定機での確実性が増せばレギュラー獲得に一気に近づく。左利きの吉尾は正確なキックが魅力。仙台で一気にブレークする予感が漂う。長身の長沢は接戦の終盤で力強さを発揮してくれそうだ。


2019年02月06日水曜日


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