<ベガルタ・ピッチサイド>「ポイチ」仙台に深い縁 現役最後の日々過ごす

 日本代表の森保一監督と仙台には深い縁がある。現役最後の2年間を過ごした地。16日の単独インタビューでは、懐かしげに当時を振り返った。その表情には、名前をもじって「ポイチ」の愛称で親しまれた誠実な人柄がにじんだ。
 2002年、広島から東北初のJ1クラブとなった仙台に移籍。多くの期待を背負ってプレーした。「最高の盛り上がりで幸せな2年間だった」。ただ、主将としての奮闘かなわず、翌03年にJ2降格が決定。「おいしいところだけで申し訳なかった」と悔やむ。
 当時のチームメートが仙台の渡辺監督。J1で苦戦が続く中で選手として何ができるのか、深夜のファミリーレストランで長く語り合った。
 渡辺監督は14年途中から指揮を執り、10年からJ1に定着するチームを支える。「チームのことを考える元選手が監督になるのは素晴らしい形」。自身も古巣の広島で長く指導を担っただけに、2人の思いは今もつながっている。
 そんな「ポイチ」が帰ってくる。6月9日の国際親善試合エルサルバドル戦は宮城スタジアム(宮城県利府町)が会場。大勢駆け付けるであろう仙台サポーターに「感謝の気持ちで戦いたい」と恩返しを約束した。
(斎藤雄一)


2019年05月19日日曜日


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