<ベガルタ>痛恨 アウェーの悪弊2失点

名古屋−仙台 後半28分、仙台・道渕(中央)がシュートを放つが惜しくも阻まれる(佐藤将史撮影)

 アウェーの悪弊を再び露呈した。仙台は好機を決め切れず、逆にミスから失点。湘南に屈した昨季に続き、アウェーゴールも奪えない厳しいプレーオフのスタートとなった。
 攻撃の組み立ては悪くなかった。渡辺監督が「最終ラインが浅い」と言う名古屋守備陣の裏を突き、縦パスをワントップのハモンロペスに合わせて再三の好機を演出。シュート10本と名古屋の9本を上回ったが、最後の局面で連動に欠いた。指揮官は「数的優位を有効に使えない部分が多かった」と指摘する。
 攻め切れず、自らピンチを招いた。前半17分の先制点を失った場面。左サイドの道渕がサイドチェンジを狙ったがパスの軌道が低く、相手選手の足元に入り、カウンターで崩された。道渕は「責任を感じている。積極的に試合を運べていたのに、自分たちで悪くなった」と悔やむ。後半27分はGKシュミットが手ではじいたシュートがゴールに入る不運もあった。
 リーグ戦では15日の松本戦で勝ってアウェーの連敗を7で止めた。その時に発揮した手堅さを再び失ったのは痛い。ホームの第2戦で巻き返すには、最低でも2−0で勝って延長に持ち込む必要がある。「今回の90分を真摯(しんし)に受け止める」と指揮官。リーグ戦でホーム4連勝中の勢いを生かすため、修正を急ぐ。
(原口靖志)


2019年06月20日木曜日


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