<ベガルタ>関口、2戦連続決勝ゴール

仙台−札幌 後半19分、勝ち越しゴールを決め駆け出す仙台・関口(佐藤将史撮影)

 仙台がクラブ史に新たな1ページを刻んだ。J1でのチーム新記録となるホーム6連勝を達成。気迫のこもった守備に加え、相手の隙を的確に見抜いて奪った2得点が痛快だった。
 後半19分の決勝ゴールは相手GKに圧力をかけて呼び込んだ。長沢がボールをしつこく追って不用意なパスを誘発し、道渕が奪って右クロス。GKに当たったはね返りを、関口が「ボールだけに集中できた」と無人のゴールに蹴り込んだ。
 敵陣深くでのボール奪取を、渡辺監督は前半だけ指示していた。指揮官は「選手が自発的に考えて動いて彼らの隙を突いた連動性、判断は素晴らしかった」とたたえた。2戦連続の決勝弾となった関口の「(前節の)FC東京戦で決めた余裕があった」と言う落ち着きも大きかった。
 前半9分に左CKからもぎ取った先制点も見事。ペナルティースポット付近に4人が密集し、一斉にゴール前へ走りだす奇策を打った。札幌は「マンツーマンの割にマークが甘い」と蜂須賀。キッカーの永戸が「ジェイの前後を狙って蹴った」ボールは蜂須賀の頭を越え、背後にいたシマオマテの頭にぴったり合った。
 2016年以来の4連勝で順位は10位に。一時は最下位に沈んで難しいと思われた上位浮上が、チームの急速な成長を表すV字回復で現実味を帯びてきた。(斎藤雄一)


2019年07月01日月曜日


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