<ベガルタ>ハモンロペス2発 兵藤と好連係

仙台−FC大阪 後半28分、仙台・ハモンロペス(左)が3点目のゴールを決める(佐藤将史撮影)

 昨季のファイナリストが順調に滑り出した。仙台は今季の公式戦最多となる4得点で初戦突破。原動力はハモンロペスだ。慣れ親しんだ2トップに入って縦横無尽にピッチを駆け、生き生きと仕事を果たした。
 負傷交代した吉尾に代わり、前半24分から最前線でコンビを組んだのは33歳のMF兵藤。練習でも見たことのない組み合わせだが、ハモンロペスが「経験豊富な選手で、ブラジル人の考え方を理解してくれた」と言うように好連係を見せた。
 象徴的なのは後半2分の勝ち越し点。兵藤のパスを右サイドで受けると、得意の左足には持ち替えずに縦へドリブル突破。軸足の後ろから回した足で蹴る「ラボーナ」で、ゴール前に上がってきた兵藤に折り返し、最後は石原崇が詰めた。兵藤は「2人の関係である程度崩せた」と納得顔だ。
 歯がゆい思いを力に変えた。6月のYBCルヴァン・カップのプレーオフ名古屋戦は、2試合とも不慣れなワントップで先発して結果を残せなかった。渡辺監督は「ワントップは酷」とMFとの急造2トップを決断。指揮官の心意気に結果で応えた。
 力強さを取り戻したストライカーは「決勝にフォーカスしている」ときっぱり。昨年、準優勝に終わった舞台を見据え、初の頂点へゴールを狙い続ける。(斎藤雄一)


2019年07月04日木曜日


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