<ベガルタ>シマオマテ準備万端 崩れた守備の引き締めへ

C大阪戦での復帰を目指し、練習でジオゴアコスタ(右)と競り合うシマオマテ

 崩れかけた守備網をシマオマテが再び引き締める。負傷欠場した前節の鹿島戦は4失点の完敗。前々節までの5戦で3失点だった堅守が決壊した。悪い流れを引きずらないためにも「100パーセントの状態で準備する」と復帰戦で「門番」の役割を果たす。
 17日の公開練習では守備の修正に時間を費やした。ひときわ存在感を発揮したのがシマオマテ。攻撃役のジオゴアコスタに激しく体を寄せて自由にさせず、跳躍力も生かしてクロスをはね返した。「試合に向けて良い準備をすることが自分の最大の仕事」ときっぱり。準備は万端のようだ。
 前々節の浦和戦で右足首を軽く捻挫。大事を取って欠場した鹿島戦ではサイドで数的優位をつくられ、中の守備陣がつり出されて手薄になったゴール前を攻略された。「ゴール前をしっかり閉じることが大事」と強調。1列前のボランチを担う富田も「人に強く、高さもある。いれば自分も思い切ってチャレンジしやすい」と頼りにする。
 2連敗で渡辺監督は「本当の正念場。ずるずるいって(不振だった)数カ月前の状態に戻りたくない」と危機感を募らせる。シマオマテも「チーム全体で良い試合をつくって勝ちたい」とその気。休んだ分、さらに集中力を研ぎ澄ませてゴール前を固める。(原口靖志)


2019年07月20日土曜日


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