<マイナビ仙台>ボランチ樫本、つなぎ役担う

ミニゲームでジョーダンマラダ(前列左)にプレッシャーをかける樫本(前列右)。右奥はミレイニカブラル

 樫本が「つなぎ役」を担う。後半戦に入って攻守の要となるボランチに定着。攻撃的な持ち味を保ちつつ、守備でも「体を張って相手の攻撃の芽をつぶしたい」と力を尽くす。
 11日の練習。大雨でずぶぬれになりながら攻守に走り回った。ボールを持つ相手に激しく体を寄せ、攻撃に転じれば持ち前のスピードと巧みなボールコントロールでカウンターの起点となった。「今は守備の時間が長いが、チームの成績を考えると相手をつぶすことは必要」と力強い。
 チームの潤滑油的な存在でもある。高校卒業後に米国やドイツでプレー。貪欲な姿勢や考え方は海外仕込みで、今夏に加入したジョーダンマラダやミレイニカブラルとはピッチの外でじゃれ合うほど仲がいい。
 「全く違う文化で不安だろう」とかつての自分を重ねる。昨季、途中加入した当初は「自分だけ浮いてるな」と戸惑い、昨季の先発は1試合にとどまった。苦い経験は今のチームを支える糧になっている。
 逆転負けした前節のノジマステラ神奈川相模原戦は「コミュニケーション不足で守備が崩れた」(辛島監督)。降格圏を脱するには、さらなる連係の深化が欠かせない。「(前節の)反省は必要だが一喜一憂しないことが大事。毎試合やることは変わらない」。ぶれずに役割を果たす。
(今愛理香)


2019年09月15日日曜日


先頭に戻る