<ベガルタ>ヤクブと少年「いつか一緒に」

GKグローブをプレゼントしたスウォビィク(右)へのお礼を手に練習場を訪れた小田君

 20年連続21回目を迎えた仙台の延岡キャンプ。チームに対する地元の認知度も上がり、週末には多くの市民らが練習を見守る。その中に丸刈りの少年がいた。延岡市南方小3年の小田悠真君(9)。お目当ての一人が大好きなGKスウォビィクだ。
 地元チームでGKを務める小田君は仙台のファン。昨季途中で加入した元ポーランド代表のプレーを映像で見て魅了された。親しみを込め、名前の「ヤクブ」と呼ぶ。
 「ヤクブはシュートに飛びついてキャッチする姿がかっこいい」。1月30日の歓迎会で言葉を交わし、2日の練習後には顔を覚えていたスウォビィクからGKグローブをプレゼントされた。「家宝にします」と大喜び。翌3日の練習にも訪れ、お礼に地元の菓子と手紙を手渡した。スウォビィクは「ありがとう。いつか一緒に練習しよう」と笑顔。感謝の握手を交わした。
 今季は鳥栖や大分のアウェー戦を観戦する予定で、憧れのGKを間近で応援できる日を心待ちにする。「いつかはユアスタ仙台にも行きたい。将来はベガルタに入りたい」。「ヤクブ」との心温まる交流で、少年の夢は大きく膨らんだ。(原口靖志)


2020年02月05日水曜日


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