<ベガルタ>宮崎キャンプ 序盤戦2トップ採用も FW陣に負傷者で試行

試合形式の練習でドリブルで攻め上がる佐々木(右)とジャーメイン

 J1仙台は宮崎市での3次キャンプ第4日の13日、県総合運動公園陸上競技場で午前と午後に計約2時間の練習を行った。午後の紅白戦では「4−4−2」の布陣を採用。今季初戦となる16日のYBCルヴァン・カップ(ルヴァン杯)で顔を合わせる浦和の戦術を想定しながら、攻守の狙いを共有した。14日は非公開で調整する。
 1次キャンプではワントップにトップ下を置く「4−5−1」を貫いたが、2次キャンプ途中から2トップの「4−4−2」も試行している。FW陣に負傷者が出ているため、布陣の選択肢を増やして序盤戦を乗り切る構えだ。
 13日の紅白戦はFW赤崎が休養のためジャーメインと佐々木が2トップを形成した。2人は少ないタッチ数での連係や中盤からのスルーパスで裏へ抜け出すなどし、果敢にゴールへ迫った。
 FWは長沢とゲデスが1次キャンプ終盤の1月下旬、共に右足首の靱帯(じんたい)を痛めて全治8週間と診断された。長身でポストプレーをこなせるワントップ向きの2人がそろって開幕絶望となり、サイドハーフに挑戦していたジャーメインが前線へ戻った。
 木山監督は「『前線の形は必ずこれ』とは決めていない。4バックを基調にしながら、その時に組めるメンバーを見てトライしている」と説明する。
 ジャーメインは「2トップ(の可能性)はシーズン前にも言われていた」と戸惑いはない。前線の形は変わっても、ボールを保持して攻めるスタイルは同じ。サイドハーフもこなす佐々木は「やろうとしているサッカーは変わらない。サイドハーフでもFWでも自分のプレーをするだけ」ときっぱり語る。
 長沢とゲデスが復帰見込みの3月下旬までは、リーグ戦とルヴァン杯の計9試合がひしめく。クエンカも右膝を手術して戦力のやりくりは難しさを増すが、チームは複数の布陣を駆使してたくましく連戦に向かう。


2020年02月14日金曜日


先頭に戻る