<マイナビ仙台>19日初戦 隅田主将の自覚「声出し好機つくる」

練習でシュートを放つ隅田=仙台市のマイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場

 サッカー女子、なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディースのMF隅田が、主将として異例のシーズンに臨むチームを引っ張る。新型コロナウイルスの影響で延期された開幕戦は今月19日。「サッカーができず、もどかしかった気持ちを試合で表現したい」。持ち味の縦パスやミドルシュートに磨きをかける。

 開幕まで10日を切り、練習に臨む選手たちの表情に気迫がみなぎる。「チームに覇気が出てきた」。頼もしさを感じながら、自らもミドルシュートを次々決めるなど調子を上げている。「あとは最後まで(シュートを)決め切ることが必要」と気持ちを高める。
 チームを引っ張る責任を自覚している。元日本代表で強豪の日テレから昨季加入したが、残留争いで悔しさを味わった。今季は主将に就任し、コロナ禍で活動停止した約2カ月間は自分を磨く時間に充てた。走り込みやサーキットトレーニングで基礎体力の向上に努める一方、1000ピースのパズルで集中力を養い、大好きなコーヒーをいれて平常心を保った。
 準備を重ね、待ち望んだ試合に向かう。新潟との開幕戦、続く26日にある古巣の日テレ戦(ともに宮城県松島町・松島フットボールセンター)は感染予防のため無観客となる。
 「ここ(スタート)が一番大事。応援がない分、自分たちで声を出し、ミドルシュートや得点につながる縦パスでチャンスをつくりたい」。無観客の中でも持ち味を存分に出し、今季こそチームを開幕ダッシュに導く。
(今愛理香)


2020年07月10日金曜日


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