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<土湯温泉>復興へ新名所 日帰り入浴施設完成 風評被害で閉鎖の旅館を改装

内覧会があった日帰り温泉施設「御とめ湯り」

 福島市の土湯温泉に、民間の日帰り温泉施設「御とめ湯り(おとめゆり)」が完成し、19日に内覧会があった。オープンは23日で、関係者は東京電力福島第1原発事故で落ち込んだ観光客の回復につなげたい考えだ。
 地元活性化を目指して設立された企業「HEART計画」が、原発事故の風評被害などで閉鎖した旅館の入浴施設を改装した。建物は鉄筋一部2階(延べ床約800平方メートル)。内湯と露天風呂の男女の各浴室、無料休憩室1室、有料の貸し切り部屋4室などを備えた。飲食物も提供する。
 内覧会には住民ら約50人が参加。近くの主婦飯部智美さん(27)は「快適にくつろげそう」と話した。加藤貴之社長は「地域発展の拠点としたい。今後も旅館改修などを通し、民間活力で復興に寄与していく」と強調した。
 土湯温泉ではほかに、公衆浴場の建て替えや観光案内所などが入る交流拠点の整備が進められている。
 日帰り温泉施設の営業時間は午前10時〜午後9時(受け付けは午後8時半まで)。無料で作れる会員カードを提示すると2時間利用で一般850円、小学生・70歳以上500円(未就学児無料)。水曜日定休。
 連絡先は御とめ湯り024(563)7373。


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2017年09月20日水曜日


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