
<蔵王山>宮城・山形両県が緊急会議
宮城県は30日、緊急会議を県庁で開き、営業中のスキー場「すみかわスノーパーク」(宮城県蔵王町)に利用者の安全確保を要請したと報告した。
県によると、蔵王エコーラインが冬季閉鎖中のため、お釜を含めて警戒範囲内にいる観光客は少ないという。
県の千葉章危機対策課長は「部署間で情報を共有し、動きがあれば速やかに対応することを確かめた。草津白根山の噴火もあったばかりなので、緊張感を持ちたい」と話した。
山形県も同日、緊急の課長会議を県庁で開催。県によると、午後4時半ごろから行われた陸上自衛隊のヘリコプターによる確認では、お釜付近に入山者は見当たらなかった。
2018年01月31日水曜日