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<白神山地>クマゲラ生息調査強化 生活音など集音器で分析

 環境省東北地方環境事務所(仙台市)は2018年度、青森、秋田両県にまたがる白神山地の世界遺産地域で、天然記念物のクマゲラの生息調査を強化する。15日に秋田市であった「白神山地世界遺産地域科学委員会」(委員長・中静透東北大大学院教授)で説明した。
 櫛石山(青森県西目屋村)にある世界遺産核心地域「クマゲラの森」周辺で、クマゲラの生活音や木をつつく「ドラミング音」を集音器で録音して分析するなど新たな手法を導入する。
 06年以降、鳥獣保護区管理員らが年に1〜3回、巡視調査してきた。近年は新たな巣穴や生息を確認できていないという。
 西目屋自然保護官事務所の安生浩太自然保護官は「目視では調査地点が限られている。新たな手法で生息の有無を判断する材料を増やしたい」と話す。
 委員会ではほかに、近年増加しているニホンジカの調査と捕獲の強化、ナラ枯れの現状、遺産地域の入山利用などを議論した。


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2018年02月16日金曜日


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