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<栗駒山>須川温泉に火砕流も マグマ噴火想定、ハザードマップ公表 

 岩手、宮城、秋田の3県にまたがる栗駒山(1626メートル)の火山防災協議会の幹事会議が16日、盛岡市であり、マグマ噴火を想定したハザードマップを公表した。協議会は新年度、ハザードマップに基づいて避難計画の策定に着手する。

 想定は、過去1万年の間に9回発生したとみられるマグマ噴火から最大規模の被害を採用。火口は1944年の噴火でできた昭和湖(一関市厳美町)周辺とした。
 直径60センチ以上の噴石が飛ぶ範囲は火口から4キロ圏、火砕流は約7.5キロ流れ下るとみられる。噴石と火砕流の被害想定範囲には須川温泉(同)が含まれる。
 融雪型火山泥流は、岩手側の磐井川と秋田側の成瀬川で発生する。流域の複数箇所では氾濫の危険性もある。
 火山灰が10センチ以上堆積する火口から半径約10キロ圏内には一関、奥州、湯沢、栗原、大崎の5市と秋田県東成瀬村が含まれる。1センチ以上の降灰は半径約30キロ圏に及ぶ。
 協議会は新年度、融雪型火山泥流の被害が予測される横手市を新たに構成委員に加え、噴火警戒レベルに応じた避難計画を策定する。


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2018年02月17日土曜日


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