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運転免許自主返納者 タクシー1割引き 仙台も

覚書を持つ佐々木総支部長(左)と青山交通部長

 仙台市内のタクシー事業者で構成する県タクシー協会仙台地区総支部が25日から、運転免許証を自主返納した高齢者を対象に運賃の1割引きサービスを実施することを決め、20日に県警と覚書を締結した。県警は「運転が不安な高齢者が免許証を返納するきっかけになれば」と期待する。
 総支部などによると、サービスを始めるのは市内に本社を置く全53社と市内の個人タクシー協会など3団体。自主返納者は県公安委員会交付の運転経歴証明書を乗車時に提示すれば、1割引きで利用できる。事業者の負担を考慮し、市内のタクシー運賃が引き上げられる25日からサービスを実施することにした。
 県警本部で20日にあった覚書締結式で、佐々木昌二総支部長は「事故の減少に少しでも貢献したい」とあいさつ。県警の青山達二交通部長は「自主返納者の足の確保への取り組みが、より活発になるきっかけになってほしい」と感謝した。
 市内を除く県内の事業者約120社は、2009年3月から同様の取り組みを行っており、今回のサービス開始で県内全域で実施されることになる。
 県警によると、県内で昨年自主返納した65歳以上の高齢者は4856人で、約半数の2355人が仙台市分だった。


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2018年02月21日水曜日


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