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<青森県18年度予算案>地域と人づくりに重点

 【解説】青森県の2018年度当初予算案は、人口減対策や県民の健康増進など地域と人づくりを強調する編成となった。背景には、団塊の世代が後期高齢者となる25年以降の超高齢社会への危機感がある。
 基本方針は「持続可能な地域づくり」。超高齢社会を前に医療や生活サービスをどう提供していくかなど、地域の在り方を懸命に模索する姿勢がうかがえる。
 県内の各産業は労働力不足が顕在化し、人材確保が急務だ。若者の県内定着や県外から還流させるには、独自性と魅力ある事業展開が一層求められる。
 県内の平均寿命は男女とも全国ワーストが続く。短命県返上は喫緊の最重要課題であり、人材の活用と両輪で取り組む必要がある。
 財政運営は依然厳しい。県税は増加しているものの依存財源が6割を占め、県債残高は1兆1千億円超。行財政改革は道半ばだ。
 三村申吾知事は18年度予算案を「未来にかけるチャレンジ予算」と銘打った。次世代にバトンをつなげることができるか。「挑戦」の成果が問われる。(青森総局・横川琴実)


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2018年02月21日水曜日


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