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<秋田おばこ農協巨額赤字>第三者委設置 3月中に報告

記者会見で、巨額赤字の原因と役員の責任を追及する第三者委員会設置を報告した原組合長(右)

 秋田おばこ農協(大仙市)がコメの直接販売の共同計算会計で約56億円の累積赤字を計上した問題で、同農協は20日、臨時の理事会を大仙市の中仙支店で開き、原因究明と役員の責任を追及する第三者委員会の設置を承認した。第三者委は秋田県が報告期限としている3月20日をめどに調査を行う。
 委員は、県内の弁護士と東京の公認会計士の計4人。昨年12月に設置した内部調査委員会が解明できなかった原因の究明に加え、役員の管理監督責任などを調べる。
 同農協は宮城県北の米穀卸売会社との間に約12億5600万円の未収金があり、第三者委はこの未収金も調査対象に含めるとみられる。
 理事会後に記者会見した原喜孝組合長は「客観的な検証で真相を解明してもらい、組合員に説明していきたい」と話した。
 農協はまた、県農協中央会など関係機関と、県がアドバイザーとして加わる「経営改善対策等特別推進チーム」を20日までに発足させた。組合長直轄の専任部署で、共同計算会計の精査や業務改善計画、再発防止策などを作成する。
 県は、原因追及や損失処理策、役職員の責任・処分などについて報告を求めている。


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2018年02月21日水曜日


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