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震災時に活躍した臨時旅客船「ひまわり」大阪の高校生が保存に協力 コンサートで寄付募る

ひまわりの前で菅原さん(右)の説明を聞く井田さん(左)と道林さん

 大阪府高槻市の芥川高の生徒たちが、東日本大震災の津波で孤立した気仙沼市の離島・大島の住民の足として活躍した臨時旅客船「ひまわり」の保存に協力する。25日から4月上旬までに3回、高槻市内でチャリティーコンサートを開き、観客らに寄付を募る。

 同校の和太鼓、軽音楽、吹奏楽、ダンス部は毎年、合同でチャリティーコンサートを主催している。2019年3月に運航が終わるひまわりの保存に向けた動きを知った生徒たちが、今年の支援対象に選んだ。
 4部の生徒でつくるコンサート実行委員会の委員長を務める道林哲平さん(16)と、副委員長の井田百香さん(17)=いずれも2年=が11日、大島を訪問し、船長の菅原進さん(75)から震災当時の状況を聞いた。
 2人は約1時間、「沖出し」をして船を守った様子や、無償で運航した菅原さんの思いに耳を傾けた。エピソードはコンサートの合間に披露する予定。
 道林さんは「実際に話を聞き、震災が残した傷跡の深さを知った」と話した。井田さんは「震災を伝えるためにも、ひまわりを残してほしい」と訴えた。


2018年02月23日金曜日


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