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<平昌五輪>羽生エキシビション最終演技者 被災地へ「気持ちのこもった演技を」

エキシビションに向けた練習中に宇野(右)と談笑する羽生

フィギュアスケート男子で66年ぶりに2連覇した羽生結弦(ANA、宮城・東北高出)が22日、会場の練習リンクでエキシビションに備えた練習後に取材に応じた。
 関係者によると、エキシビションで羽生は最終演技者を務め、昨季から使用する「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」を滑る。
 羽生は25日夜の閉会式について「出るつもり。日本選手団の一人として普通に楽しみたい」と語った。



 エキシビションの練習に臨む羽生の表情は、戦いの緊張感から解放されたかのように柔らかかった。「自分を追い込んでいた。達成感がある」。ショートトラックのまね事をしては、フェンスに激突して笑っていた。
 エキシビションの曲は昨季からの「ノッテ・ステラータ」。優雅に舞うような振り付けを見せ、「東日本大震災から立ち直り、皆さんが少しでも元気になるような、気持ちのこもった演技をしたい」と意気込んだ。
 練習ではアクセルジャンプを重点的に跳んだ。挑戦を明言していた4回転アクセルも見据え、大きく踏み切る動作が目立った。「少しずつ大きく跳んで軸をつくっていこうと思う」と狙いを語った。
 昨年11月に右足首を負傷した原因となった4回転ルッツについては「(今季)せっかく習得したが、足首の負担が大き過ぎる。しばらくお別れかな」と、当面は回避する考えを示した。
 今も痛み止めを服用しながら練習に取り組む。ルッツとループジャンプの踏み切りで痛みがあるという。
 3月の世界選手権出場は未定。「これからは右足と相談しながら、自分が楽しみながら滑ることを考えたい」とほほ笑んだ。(平昌=佐藤夏樹)


2018年02月23日金曜日


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