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手紙の一部黒塗り「受刑者の権利、刑務所が侵害」秋田弁護士会が勧告書

 秋田弁護士会は22日までに、男性受刑者が書いた手紙の一部を黒塗りにして弁護士に渡し、憲法で保障された「表現の自由」などを侵害したとして、秋田刑務所に勧告書を出した。14日付。
 勧告書によると、同刑務所は2016年10月ごろ、男性受刑者が第三者への貸付金の回収に関する法律相談を書いた手紙の一部を黒塗りし、表現の自由や裁判を受ける権利を侵害した。
 刑務所側は男性受刑者と第三者が暴力団の舎弟関係にあるとして「適切な矯正処遇に支障を生じる可能性がある」と説明。弁護士会は「弁護士への相談を目的とした内容で、刑務所内の秩序に悪影響を与えるとは想定しがたい」と判断した。
 刑務所の担当者は「処置に違法性はないと考えている。今後も受刑者の適切な処遇に努める」と話した。


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2018年02月23日金曜日


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