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<ベガルタ>戦術、臨機応変に 進化を示し好発進狙う

紅白戦で前線に上がってパワープレーを仕掛ける金正也(中央)とラファエルソン(前列左)

 臨機応変。仙台が攻撃的布陣を貫いた昨季からのバージョンアップを図る。チームに植え付けた基本布陣の「3−4−3」をベースにしつつ、相手の戦術に応じて自在に変化を付けることを模索。柏との開幕戦で結果を出し、ライバルをより警戒させたい。
 昨季以来、約3カ月ぶりに立ったユアスタ仙台のピッチに、選手たちが新たな彩りを加えた。紅白戦でポジションを変えながら連係を確認。板倉はDFとボランチの両方に入り、長身の金正也は最終ラインから前線に上がってラファエルソンらとゴールに迫った。
 金正也は「チームでやっていないプレーだが、試合は何があるか分からない。いろいろなことを想定して備えたい」と理解する。
 変化は進化の証し。昨季の開幕前は新布陣の「3−4−3」の浸透に力を入れた。終盤にかけて攻撃で威力を発揮した一方、リードを守り切れず、勝ち点を取りこぼす悔しさも味わった。
 「うまくいかない時にばたばたし、ゴール前までボールを運ばれることもあった」と富田。奥埜も「自分たちのサッカーをするのが一番だが、相手に合わせて柔軟なサッカーも使い分けたい」と修正を誓う。
 2014年途中に就任した渡辺監督は3年連続で開幕戦白星を挙げた。今季も「戦いの裾野を広げる取り組みができた」と手応えは十分。チームの進化を示し、4年連続の好発進を狙う。(原口靖志)


2018年02月24日土曜日


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