宮城のニュース

平安の妙技コイさばき 仙台・四條流包丁式 料理の神様に感謝

厳かな雰囲気の中でコイをさばく菅原さん

 宮城県内の和食料理人らでつくる東北割烹(かっぽう)研究会は25日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で、平安時代から伝承される日本料理の儀式「四條流包丁式」を行った。
 料理の神様に感謝の気持ちを表す神事「四條公祭」の一環。会長代行の菅原喜美男さん(67)=仙台市宮城野区=が「刀士(とうし)」を務め、40種類以上あるコイをさばく型のうち、「長久の鯉(こい)」を披露した。
 参加した関係者ら約100人は、コイに手を触れず、包丁と真魚箸(まなばし)だけで巧みにさばく様子に見入っていた。菅原さんは「東日本大震災から間もなく7年になる。犠牲になった方々を思い、厳かな気持ちで行った」と話した。
 四條流包丁式は、伊達家にゆかりのある藤原山蔭(やまかげ)が平安時代に始めたとされる。研究会は食文化の継承を目的に2年に1度行っている。


関連ページ: 宮城 社会

2018年02月26日月曜日


先頭に戻る