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量子コンピューターで資産運用 野村と東北大が実証実験

 野村ホールディングス(HD)と東北大は27日、超高速の計算を可能にする「量子コンピューター」を活用した資産運用の実証実験を始めたと発表した。投資対象の組み合わせ方や将来の株価の予測をテーマに2019年3月まで東北大で実施する。
 実験には従来型コンピューターの1億倍以上の速さで情報を処理できるとされるカナダ企業「ディー・ウエーブ・システムズ」の量子コンピューターを使用。野村HDが蓄積した企業の財務状況や証券アナリストの作成したリポートなどを解析し、従来のコンピューターに比べて計算効率や精度がどの程度向上したか検証する。
 野村HDは現在、人工知能(AI)を使用して株取引などの記録を分析しているが、データの種類が増加したため、より高速で処理する技術に着目した。
 東京都千代田区で記者会見した東北大大学院情報科学研究科の大関真之准教授は「実用的なデータを使うことで、大学側の研究も向上する」と期待した。


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2018年02月28日水曜日


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