宮城のニュース

<楽天>美馬 貫禄の投球 初の対外試合で3回無失点 制球修正わずか28球

オリックスとの練習試合で3回無失点と好投した美馬(15)

 先発3本柱の一角、美馬が対外試合に初登板した。3回無失点と上々の出来にも「良かったのは(失点)ゼロで抑えられたこと」と控えめだった。
 試合の中での修正力には貫禄さえも感じる。不安定な制球は回を重ねるごとに改善。「一回は全部真ん中、二回はコースを突き、三回は低めに集められた。いい形で終われた」。打者9人に対し、許した走者は二回に左前打を放ったロメロだけ。一塁内田、二塁西巻の好守にも助けられ、わずか28球でまとめた。
 気掛かりなのは武器であるはずの直球の走りだ。140キロ程度の球速で空振りを奪うような威力がなく「ちょっと力んでみよう」として三回にようやく146キロが出た。フォークボールも思うように振ってもらえなかったと言い、「これから修正したい」と約1カ月後に迫った開幕に向け、もう一段ギアを上げる。
 昨季、プロ7年目で初めての2桁となる11勝を挙げ、一つ壁を乗り越えた。背番号も31から15になり、主戦級として臨むシーズンになる。佐藤投手コーチは「まずまずじゃないのかな」と及第点を与え、梨田監督も「順調に来ている」と安心した様子。首脳陣のさっぱりとした口ぶりが、右腕への期待の表れだった。(剣持雄治)


2018年02月28日水曜日


先頭に戻る