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<トヨタ東日本>C−HRが17年SUV部門で首位 全車名別でも8位

SUVの17年車名別国内新車販売台数で1位となったC−HR=仙台市宮城野区の仙台トヨペット

 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が生産する小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C−HR」が2017年の車名別国内新車販売で11万7299台となり、SUVの首位に立った。全車名別でも8位に食い込み、7位で高い人気を誇る小型ハイブリッド車(HV)「アクア」(13万1615台)に迫った。
 統計は日本自動車販売協会連合会(東京)と全国軽自動車協会連合会(同)がまとめた。上位10車種のうち6車種を燃費の良い軽自動車が占め、軽を除く普通車ではC−HRは4番目になった。
 SUVでは、競合するホンダの「ヴェゼル」(13年12月発売)が6万4332台。マツダの「CX−5」(12年2月発売)が4万1622台で、C−HRは2倍以上の差をつけた。
 C−HRの月販目標は6000台だが、17年4月には2倍以上の1万3168台を売り上げ、月別の車名別新車販売で初めて首位を獲得した。
 仙台トヨペット(仙台市)は17年に約300台を販売し、同社が扱う20車種中6位の売れ行き。購買層は30代、40代、50代がそれぞれ2割ずつで幅広く人気を集めた。
 大枝浩行車両部長は「特徴的なデザインに加え、HVでガソリン1リットル当たり30.2キロというSUVトップの燃費性能が大きな購買要因になった」と分析する。
 走行性能への評価も高い。C−HRはトヨタが進める部品共通化戦略「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」を採用。車の性能が底上げされ、低重心で安定感のある走行性能を持つ。
 昨年1月に購入した仙台市内の会社員男性(40)は「カーブでふらついたり、膨らんだりすることがない。思った通りに動き、運転しやすい」と話す。
 C−HRはトヨタ東日本が東北で生産する新型車としてはアクア、「シエンタ」に続いて3車種目。同社の大沢晃一広報・渉外室長は「想定以上の実績を残せてうれしい。長く愛される車となるようにし、東北経済を活性化させたい」と語る。

[C−HR]トヨタのSUVの世界戦略車で、2016年12月に発売。HV(約265万円から)とガソリン車(約252万円から)があり、国内向けの全車両をトヨタ自動車東日本岩手工場(岩手県金ケ崎町)で生産する。


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2018年03月01日木曜日


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