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<名取・閖上小中>浜再興へ学びや完成 宮城県内初の一体型施設

完成した閖上小中

 東日本大震災で被災した名取市閖上地区で一貫校として再建が進められてきた閖上小中が完成し、28日、施工業者から学校側に鍵が引き渡された。4月7日に開校式が行われ、1〜9年生計約130人が通うことになる。小中学校の施設を一体的に整備した一貫校の完成は県内で初めて。
 鉄筋4階の校舎と同2階の体育館などから成り、延べ床面積は1万1870平方メートル。海から約2キロ内陸側にあり、外階段などで屋上に約1050人が避難できる。
 プールの水をろ過して飲料水にする設備などもあり、災害時には防災拠点にもなる。
 鍵の引き渡しを受け、滝沢信雄教育長は「仏はできたが魂を入れるのはこれから。いい学校にし、地域と一緒に閖上を再生する役割を果たしたい」と話した。
 閖上小、中は現在、市内陸部の小学校や、仮設校舎で授業を続けている。


2018年03月01日木曜日


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