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<震災7年>海の恵み もう一度 未来への確かな歩み、浜の再生促す

【生命跳ねる】夜明けとともに定置網を引き揚げると、マイワシが網からこぼれ落ちるほどの大漁。漁師さんの顔も自然とほころぶ。「東日本大震災で漁獲量は以前の3分の1にまで落ち込んだ。市場や水産加工施設が整備されて、やっと元に戻りつつある」と、山根漁業部(宮古市)の山根睦寛さん(49)。三陸に暮らす人たちにとって、豊かな海との共生はこれからも変わらない=石巻市の網地島沖

 家も船も漁具も一瞬にして失われ、途方に暮れた日からもうすぐ7年。豊かな海の恵みを取り戻す努力が実を結び始めた。
 高台に移った魚屋さんには地元の魚介が並び、買い物客があれこれ品定め。お得意さんに新鮮な魚を届けようと、災害公営住宅を連日訪れる移動販売車も。
 全てが元通りになったわけではない。水産加工施設はまだまだ足りないし、東京電力福島第1原発事故の影響をまともに受けた福島県では、今なお試験操業が続く。
 岩手、宮城、福島3県の海ははるかな昔から、人々の生活を支えてきた。浜の再生は復興への営みそのもの。少しずつ、未来への確かな歩みを重ねる海辺の景色を追った。(写真部震災取材班)


2018年03月08日木曜日


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