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<仙台市議会>懲罰動議でドタバタ 自共衝突で特別委中断「やり合うほどか」の声も

 仙台市議会2月定例会予算等審査特別委員会での自民党委員の質疑を発端に、共産党委員らと自民党委員らが出し合った2件の懲罰動議を受け、市議会は9日夕、懲罰特別委員会を設置した。共産党側が自民党委員に求めた懲罰動議を認めないと決めた後、自民党側が共産党委員に出した懲罰動議の取り下げ願いが出され、審議は午後10時半ごろ中断。取り下げの可否を週明けに協議する。
 共産、社民の7人による懲罰動議は渡辺拓委員(自民)の質疑を「公党である共産党に対する事実に基づかない侮辱」と、渡辺委員の戒告か陳謝を要求。自民、公明、市民ファースト仙台の11人は花木則彰委員(共産)に対し「渡辺委員の質疑を妨げるように発言を求め、ヤジを飛ばしたのは侮辱と言論封殺」と陳謝を求め、懲罰動議を出した。
 懲罰委(11人)で共産、社民の委員は2人。採決で共産側の動議は賛成少数で認められなかった。2件目は花木委員への懲罰が認められることが濃厚だったが、審議に入る直前、共産、社民、アメニティー仙台の3会派の委員が動議の取り下げを求めた。
 提案を受けた自民、公明、市民ファースト仙台の3会派がそれぞれ扱いを協議し、週明けに再度懲罰委を開く方針。3会派の議員の1人は「条件が合えば取り下げもあるかもしれない」と言う。
 懲罰委設置は政令市移行後初めて。設置回避に向け、ぎりぎりの調整が続いたが決裂した。各会派の代表者会合で「懲罰委を設置してやり合うほどの内容なのか」と取り下げを求める意見が出ていた。


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2018年03月11日日曜日


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