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<震災7年>遺体が並べられた光景が鮮明に この場所で祈りたい 宮城県庁に献花台

花を手向け、震災犠牲者を悼む家族連れ=11日午前10時35分ごろ、宮城県庁講堂

 宮城県庁には、東日本大震災の犠牲者を追悼する献花台と記帳所が設けられた。朝から多くの県民が訪れ、亡くなった人の冥福を祈り、白菊を手向けた。
 気仙沼市で夫を亡くした山居トミコさん(84)=仙台市青葉区=は「7年たつがきのうのことのように思い出す。夫には元気でやっていますよ、と伝えた」と目に涙を浮かべた。
 県は大崎、大河原両合同庁舎にも献花台と記帳所を設置した。
 利府町の県総合運動公園(グランディ21)には県スポーツ振興財団が震災犠牲者を弔う献花台と記帳所を設けた。約315人が訪れ、鎮魂の祈りをささげた。
 献花台は、震災後に最大規模の遺体安置所となった総合体育館に置かれた。
 当時葬儀社に勤めていた仙台市宮城野区の会社員平間義憲さん(49)はこの体育館で多くの遺体と対面した。「遺体が並べられた光景や家族を捜す人々の姿を今も鮮明に覚えている。特別に思い入れがあるこの場所で献花したかった」と目を潤ませた。


2018年03月12日月曜日


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