宮城のニュース

<震災7年>力強く歩むことが犠牲者への報いに 気仙沼

献花台に花を手向ける参列者=11日午後4時5分ごろ、宮城県気仙沼市総合体育館

 1200人以上が犠牲となった宮城県気仙沼市の追悼式は市総合体育館であり、遺族と市民ら約830人が参列した。津波で妻厚子さん=当時(58)=を亡くした佐藤誠悦さん(65)が遺族を代表し「愛する人との別れ、苦しみは生涯続く心の傷だが、その存在は心の中にいつまでも輝き続ける。新たな目標に向かい力強く歩むことが犠牲者への報いになる」と決意を述べた。
 厚子さんは震災当時、同市本吉町の特別養護老人ホームで働き、震災時は1人暮らしの高齢者宅を訪問していた。震災から6日後に市内の海岸で見つかった。
 佐藤さんは震災後、語り部として講演活動を続けてきた。「体験した真実を後世に伝えていくことが命ある者の使命だ」と訴えた。
 菅原茂市長は「国の復興・創生期間が終了する2020年度内の復興完遂に向け、渾身(こんしん)の力を傾注する」と式辞を述べた。参列者全員が祭壇に花を手向けた。


2018年03月12日月曜日


先頭に戻る