岩手のニュース

<岩手・大槌旧庁舎>解体予算案きょう採決 賛否拮抗、議長裁決の可能性も

 東日本大震災の津波で当時の町長と職員の計40人が犠牲になった岩手県大槌町の旧役場庁舎について、3月定例町議会は15日、町が追加提出する解体関連予算案を採決する。議員の賛否は拮抗(きっこう)しており、議長裁決になる可能性がある。
 平野公三町長は「旧庁舎を見ることで耐え難い思いをする人に寄り添う」と説明。新年度当初予算案が採決された後、解体費用を盛り込んだ新年度補正予算案を本会議に提出する。
 拙速な解体に反対し、熟慮を求めた「おおづちの未来と命を考える会」の請願も採決される。請願を審査した13日の総務教民常任委員会は不採択とした。
 旧庁舎は前町長が震災遺構として一部を保存する方針を表明していたが、2015年8月の町長選で解体を訴える平野氏が初当選。議会の要請などもあり、これまで解体関連予算案の提出を見送ってきた。


関連ページ: 岩手 政治・行政

2018年03月15日木曜日


先頭に戻る