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<にかほ陣屋>秋田県生連、住民監査請求 補助金目的違反の疑い

 秋田県の補助金などで2013年に開館した観光物産施設「羽州浜街道・にかほ陣屋」(にかほ市)で、元県議が出資する運営会社の秋田物産センター(同)が県に無許可で増改築していた問題で、県生活と健康を守る会連合会(県生連)は14日、バーベキューハウス棟を焼き肉店に改装したのは補助金の交付目的に反するとして、佐竹敬久知事に対して施設の撤去などを求めるよう、県監査委員に住民監査を請求した。
 バーベキューハウス棟は客が施設内で購入した食材を調理できる場として設けられた。同社は14年2月、入り口の新設などを目的とする「模様替え届け」を県に提出して改装工事を実施。その後は別会社の焼き肉店が営業している。
 県生連は県が模様替え届けを審査した記録がなく、焼き肉店の経営会社の取締役が元県議である点などを指摘。「6次産業化の推進を図る施設の目的外使用は明確にもかかわらず、過度の忖度(そんたく)で県政がゆがめられた」としている。
 同棟の整備費1391万円に減価償却費と県の補助率2分の1を加味した657万円が損失に当たると算出。秋田物産センターへの損害賠償請求や焼き肉店の撤去などを求めている。
 県生連は2月、同社が増築したカラオケボックスが施設の目的外使用に当たるとして住民監査を請求している。


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2018年03月15日木曜日


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