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QRコードでキャッシュレス決済 福島第1の食堂やコンビニで実証試験へ

QRコードを使った決済のイメージ

 みずほフィナンシャルグループ(FG)と東邦銀行は15日、QRコードを使ったキャッシュレス決済の普及に向けた実証実験を、東京電力福島第1原発の食堂や福島県浜通りの商業施設などで4月に始めると発表した。来年1月ごろまで続け、システムの安全性や正確性を検証する。
 みずほFGの佐藤康博社長と東邦銀の北村清士頭取が福島県庁で、内堀雅雄知事と共に記者会見した。みずほFGが進めるデジタル通貨の普及構想に地方銀行が参画する初の例となる。
 実証実験は第1原発の食堂やコンビニ、富岡町の商業施設「さくらモールとみおか」などで実施を予定している。みずほ銀行か東邦銀の口座所有者はスマートフォンの決済アプリに電子マネーをチャージ。店側のQRコードを読み込み、現金を使わず買い物できる。
 日本は海外に比べキャッスレス決済比率が低く、現金管理などのコストの高さが指摘されている。増加する訪日客への対応も課題となっている。
 佐藤社長は「キャッスレス化による経済効果は10兆円に上る。復興半ばの福島で実証実験を始める意義は大きい」と語った。北村頭取は人手不足の商店主らの負担軽減にもつながるとして「復興から成長への後押しができる」と述べた。


2018年03月16日金曜日


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