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平成研会長交代 東北の所属議員「竹下派」復活歓迎の声「総裁候補擁する政策集団に」

 自民党額賀派(平成研究会、55人)会長の額賀福志郎元財務相が4月に退任し、後任に竹下亘党総務会長が就くことが決まり、東北選出の所属議員は「竹下派」の復活を歓迎した。森友学園を巡る決裁文書改ざんで安倍晋三首相の政権基盤は揺らいでおり、秋の党総裁選に向けた同派の対応が一つの焦点となる。
 「一致結束・箱弁当が戻ってきた」。14日夕、都内のホテルであったパーティーで会長交代が公表されると、こんな声が上がった。
 平成研は竹下氏の兄で元首相の故登氏が創設した「経世会」が源流。難局には全員で同じ弁当を食べて結束したことを引き合いに、26年ぶりの名門復活で存在感をアピールした。
 金田勝年前法相(衆院秋田2区)は「平成研は政策に責任と信念を持つ戦闘的グループ。リーダーシップを求めて議論するのは重要」と額賀氏退任を巡る一連の騒動を振り返った。
 首相が3選を狙う党総裁選に向けては、有力候補がいない同派の支持動向が注目される。鈴木憲和氏(衆院山形2区)は「近い将来、総裁候補を擁する政策集団にならないといけない。若手も含めて努力しなければ」と決意を示した。
 竹下氏は2014〜15年に復興相を務めた。秋葉賢也氏(衆院宮城2区)は「東日本大震災の被災地の実情に明るい。被災地にとってプラス」と評価した。
 パーティーには額賀氏の前に派閥を率いた津島雄二元厚相も出席。結束に安心しつつ森友文書改ざん問題を指摘し、「深刻な事態で平成研としてもやらなきゃいかんことがある。(額賀、竹下両氏が)何も語らなかったのは残念だ」と苦言を呈した。


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2018年03月16日金曜日


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