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<岩手県一戸町>過疎の町が一念発起 小学生向けの公営学習塾を開設

タブレット端末を操作して問題を解く子どもたち=一戸町民文化センター

 岩手県一戸町は新年度、町内の小学3〜6年生を対象にした公営学習塾を開設する。子どもたちに学習習慣を身に付けてもらおうと、大手学習塾のない過疎の町が一念発起した。自治体が運営する小学生向けの学習塾は全国でも珍しい。
 塾は町民文化センターなど町内2カ所に開設する。週2、3日、午後4時から50分間の授業が2こまある。講師は総務省の地域おこし協力隊制度で募集した2人が務める。
 教室にはタブレット端末40台を配備。デジタル教材を活用して反復学習に重点を置く。子どもたち個々の採点結果を分析し、苦手分野から自動的に出題される仕組みだ。
 町民文化センターの教室は1月、試験的に無料オープンし、既に算数を教えている。秋までに国語と英語を追加して本格スタートとなる。
 町は塾の教材準備費など約900万円を新年度当初予算に盛り込んだ。町内の小学3〜6年生の約半数に当たる160人の入塾を目指す。
 町の人口は今月1日現在で1万2784。町まちづくり課の栗橋泰彦課長は「受験対策のためでなく、子育て支援としての事業。小学生の段階から主体的に学習する習慣を付けてほしい」と話す。


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2018年03月20日火曜日


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